頭の中で誰かが俺を呼び 伝わらぬ答えを言おうとしている 別に問いを投げかけてもいないし 答えを求めてもいないのに そう考える現実性に踏み躙られた純粋さは いまだに この矛盾に足掻いているのだろうか けれど その答えはどこにもない 得ることはできない そこに うち捨てられているのだから 毎日は 美しいものだけを求め信じてゆける程の甘さもなく かといって 全てが醜く憎悪に満ちているわけでもないと 結局 生きるってことは そんなものなんだろうが おれは別に それを肯定するつもりでもないんだ
過ぎ去る日々の軌跡は 形に残る形を残すものだけではなく 想い出のように 形はなく消えてさえいくもの 幾つもの想いが 時間と共に流れていって 自分を成長させていたとしたら その軌跡をたどることは 自らを知る術と思う
…ながれと、ともに。
傍にいてほしいものは 何か囁いてほしい言葉は 決して得られないと
いつも 生きてゆく いつも 悩んでゆく
つぶやきのなか 戸惑いのなか いつも生きている 祈ること なにもないものへ なにも 確かではないものに かなえられないと 知っていながら 祈り続ける
それは愚かなのではなく 誰に 咎められるというのだろう
確かにならない この不安定な自分
虚空への 祈りにも似た 虚構に捧げるような
いつもの刹那
夢はあるの? 希望はあるの? ほら 細い一本の 未来への祈り。 消えないように 切れないように 願いをかける 想いを託す。
夢はある。夢が、夢を砕く。 宇宙。穢されていく空間、未来。 祈る人々。流れる時間。 想いの手綱。続く未来。
届かない想い 絡みつかれる 縛られる 繋がれたままでも 生きてゆくしかないと 祈りは 空しい叫びとなり 空漠とした天に反響する こだまする ただそれだけ 消えてゆく 暗い空に 微かな光を残して 遠く果てしない 生命と灯火 木々の影 冷たい星空 風さえもなく 夜を慰めるものもない 願いも想いも 夢見ることも塞がれたまま 遠くに繋がれた 遙かな記憶