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★Short Poetry
囁きは夢の速さ
水中花
風の結末
別離
眩暈
生命への畏敬
深夜
現実逃避の賢者
狂おしき夜
風の行方
忘れられた問い
軌跡
虚空への祈り
運命の手綱
束縛の意識

★Long Sentence
Poetry
寒天を往く途 …NEW!
雨の中の青い幻
雪降る夜に
信頼された矛盾
虹を見れなかった君のために
透過光
紺碧の空
冷酷の晨(あした)
閉鎖された外界
夢を見ていた頃に
透きとおった絶望
錯覚という出逢い
純粋なる絶望

★Prose
時を告げる孤独

★Story
瑠璃の瞳 …NEW!
別 離

いまだ 届かぬ手紙を待って
心はもう返事を書き終えた
「忘れないでください。」と
ああ この心 届くのならば

こんなに辛く せつない想い
せずに すんだのに

眩暈

鼓動がうるさくて 速過ぎて
頭と胸が しめつけられてる

息があらくて 言葉もままならないし
身体中熱くて ひどく震える
奥から何かがこみあげてくる
息がつまる。

背もたれに身体をまかせ 面に太陽
ガラス越し 光が熱くても
想いを飛ばせば 鼓動がおちつく。

あぁ、あんなところに
意識が溺れてる
生命への畏敬

生物に秘められた、信じがたい能力!

…そんなことをいうこと自体
愚かな、間違いなのだ。

それは
他の生物を『人間以下』と見下す人類の
限りなく深い、生命への罪科である。

深夜

弛けさとも言える物憂い疲労感に 倒れるように眠りについたが
酷く 苦しい
底のない暗闇に ひきずりこまれそう
沈みゆく 熱い身体からにじむ汗は 冷や汗だったか
闇に遮蔽されたまま

呼吸困難の胸で ひどくまずく感じるものを飲み干した
疲れているのか 身動きできぬほど
すべてをふさぎこまれ 誰かが 休息さえ妨げる

まとわりつく 深い闇のわけなど知らず
彷徨うように目を伏せても

何処へも いけないのだと

現実逃避の賢者

薄汚れの床に 動きはなく
音ひとつせぬ 暗い夜に

散乱する本に埋もれて
知識の中に 溺れる
少しは賢くなっただろうか
自ら行動する 勇気をなくした代償に
狂おしき夜

夜の闇に映える 清閑なる満月
けれど私の心は 物憂げだ

月光を浴びて 切り裂かれ
魔法じみた 妖しさに
狂おしき夜に 酔いしれる者

闇に浮かぶ月のわけは
誰ひとり 確かめる術もなく

今宵 また
月に彩られ 狂気は映ゆ

風の行方

街は黄昏につつまれて 色さえ見失いそうだよ
華やかな虚像の空を すりきれの靴
結局 この道を行くしかないんだろ それしか残されていないんだ
捨て犬みたいに彷徨って 本当は知ってた答えを捜しに来たんだ
苦しみに閉ざされた道なんて 捨ててしまえばいいってさ

ここが分岐点なんだ
風の音に心掻き乱されて 行方を見失っても
すぐに旅立たなきゃいけないんだ

誰か手を貸してくれないか
意識が眩めいて こんなに惨めだけど 行き先は知ってるんだ

連れてって欲しいわけじゃない
よろめく身体を支えてほしいわけでもない

ただ、俺が何処を向いているか 教えてくれないか
行き先は知ってるんだ

手をかしてくれないか 行き先は 知ってるんだ

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