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虹を見れなかった君のために
- あの日雨上がりに 僕が囁いた
「虹が出ている」 と。
- 風の色に 微睡みながら 眩しそうにゆらめく
陽の光 その瞳には なにを映すの?
記憶のなか 想い出のなか
その想いさえも、遠く霞んでいくけれど。
- 明るくなった空に 僕は想いを伝えて
君は 天を仰いだだろうか
- それとも 夢に佇んでいたのだろうか
- いつか、告げなければならなかったのに
「僕が君を、護るから。」
- そして 「君が、僕の支え。」
- 遠ざかるひと もう、叶わないのかな。
- 窓をつたう雫のなかに 僕は七色の光を見たけれど
濡れた穹窿にかかる虹を仰いで いつものように
瞳を伏せた 君の顔を思い浮かべた
- 虹を見れなかった君のために 僕は歌を書こう
七つの色を見れなかった君に 僕は詩を贈ろう
光を知らなかった君への想い 言葉に託して
君のために 何が出来るか 考えてた
- 僕の想いを知っているのか
僕の顔を思い描いているのか
- 君に 尋ねる勇気もない 僕だけれど。
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