TOP >> Word >> 虹を見れなかった君のために



★Short Poetry
囁きは夢の速さ
水中花
風の結末
別離
眩暈
生命への畏敬
深夜
現実逃避の賢者
狂おしき夜
風の行方
忘れられた問い
軌跡
虚空への祈り
運命の手綱
束縛の意識

★Long Sentence
Poetry
寒天を往く途 …NEW!
雨の中の青い幻
雪降る夜に
信頼された矛盾
虹を見れなかった君のために
透過光
紺碧の空
冷酷の晨(あした)
閉鎖された外界
夢を見ていた頃に
透きとおった絶望
錯覚という出逢い
純粋なる絶望

★Prose
時を告げる孤独

★Story
瑠璃の瞳 …NEW!
虹を見れなかった君のために
あの日雨上がりに 僕が囁いた
「虹が出ている」 と。

風の色に 微睡みながら 眩しそうにゆらめく
陽の光 その瞳には なにを映すの?
記憶のなか 想い出のなか
その想いさえも、遠く霞んでいくけれど。

明るくなった空に 僕は想いを伝えて

君は 天を仰いだだろうか
それとも 夢に佇んでいたのだろうか

いつか、告げなければならなかったのに
「僕が君を、護るから。」
そして 「君が、僕の支え。」

遠ざかるひと もう、叶わないのかな。

窓をつたう雫のなかに 僕は七色の光を見たけれど
濡れた穹窿にかかる虹を仰いで いつものように
瞳を伏せた 君の顔を思い浮かべた

虹を見れなかった君のために 僕は歌を書こう
七つの色を見れなかった君に 僕は詩を贈ろう
光を知らなかった君への想い 言葉に託して
君のために 何が出来るか 考えてた

僕の想いを知っているのか
僕の顔を思い描いているのか

君に 尋ねる勇気もない 僕だけれど。