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★Short Poetry
囁きは夢の速さ
水中花
風の結末
別離
眩暈
生命への畏敬
深夜
現実逃避の賢者
狂おしき夜
風の行方
忘れられた問い
軌跡
虚空への祈り
運命の手綱
束縛の意識

★Long Sentence
Poetry
寒天を往く途 …NEW!
雨の中の青い幻
雪降る夜に
信頼された矛盾
虹を見れなかった君のために
透過光
紺碧の空
冷酷の晨(あした)
閉鎖された外界
夢を見ていた頃に
透きとおった絶望
錯覚という出逢い
純粋なる絶望

★Prose
時を告げる孤独

★Story
瑠璃の瞳 …NEW!
紺碧の空

背を向けた空は蒼く 頭上の夜空は濃紺だった。
星が思いつきのように散らばり 寂しい光を放ち続ける。
あれが、人々の魂だというのならば、
なんと切なく、なんと辛い。なんと哀しい、生なのだろう。


ふとひとり、もう逝った人の姿が脳裏を掠めた。


肌をすり抜ける風は冷たく、心を吹き抜けて
帰路の足は速まってゆく。


刹那、佇む。
空を仰いで。


髪を攫う風が示すのは、決してとらえられない 遠い空。
それが、わけもなく心をゆらした。


吐息は白。
踊る空気と水の粒子 何かに束縛された、ひとの心を弄ぶ。


自分自身でも、どうしていいのかわからないけれど。
ただ、心が揺らぐ。
ただ、自分の心だけが、未来を塞ぐ。


なにひとつ、自分自身を確かめる術さえ知らない。
だれひとり、傍にはいない。


紺碧の空。
路傍の片隅。


隠しきれない寂しさが、ただそこに。
のみこまれてゆく、夜の闇に。


自分自身への存在理由に、憔悴してゆく。
その苦しみには、出口もない。


生きていることそのものが、ただ漠然とした不安だから。