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★MoonStone ムーンストーン★
(Orthoclase/オーソクレース)

単斜晶系 カリウム・アルミニウム珪酸塩
モース硬度/6 6月の誕生石 複屈折有

こちらもペンダントトップ。

和名は月長石。
長石(フェルドスパー)グループの中で、シラー効果(シーン効果)と呼ばれる白い光沢の光学的性質(アデュラレッセンス)を持つ石を言います。効果を伴わない正長石はオーソクレース。

アルバイトとオーソクレースのラメラの互層という、薄片構造に起因する青白い光沢が、月の光に似ていることからこの名前がつきました。効果を楽しむ為、写真のような凸型のカボション・カットにされる事が多く、透明度が低くても効果が高ければ珍重されます。

圧迫に弱く、硬度も低いので扱いは気をつけて。ブルーやオレンジのものは価値が高く、人気があります。

★Spinel スピネル★

等軸晶系 マグネシウム・アルミニウム酸化鉄
モース硬度/8 複屈折ナシ

スピネルのイラストはコチラ。>>「スピネル」

和名は尖晶石。
有名な『黒太子のルビー』や『チムール・ルビー』をはじめ、産地が同じである事も相俟って歴史上サファイアやルビーと混同され続け、故に知名度の低い稀少宝石です。硬度も高く、色も豊富、アステリズムを生む事もあり、本来とても価値が高い石です。

ただ色はどれも若干グレーがかったような色を呈し、ルビーやサファイアの同色に比べくすんで見えます。色は赤、黄、オレンジ、ピンク、バイオレット、ブルー、グリーン、ブラックと豊富。ダークグリーンからブラックの不透明のスピネルは『セイロナイト』や『プレオナステ』、ブラウンの変種は『ピコナイト』、イエローは『ルビセル』、薄い赤は『バラス・ルビー』などとも呼ばれます。
また、稀に4条や6条のスター(アステリズム効果)を示す石もあります。

写真はルースで購入した、バイオレット・スピネル。
ぱっと見サファイアによく似ていますが、実際に調べてみると晶系や硬度が全く違う事、複屈折がないことなどで簡単に違いが判別できるそうです。

硬度が8と高い上にクリベージ(劈開)が不完全な為、日常使いにも充分堪えられます。それも鑑み、現在リングとして愛用中ですv
日常使いがしやすい華美になりすぎない引っかかりのないデザイン、それでいて唐草の透かしをあしらい、しかも6本爪に…という我儘なリクエスト。国際ミネラルフェアで購入したルースだった為、思いの外石が大きく(会場だと物凄く小さく見えたの…!;)、その要求を実現するのに、結構苦心したそうです(汗;)。お世話かけました…/// でも御陰でとても気に入ってますv

Ring Design & Works / Wizard@『月灯館』

★Iolite アイオライト★

斜方晶系 マグネシウム・アルミニウム珪酸塩
モース硬度/7 複屈折有

こちらもルースで購入したもの。
イラストはコチラ。>>「アイオライト」

和名は菫青石、別名コーディエライト、ディクロアイト。また、その色からウォーターサファイアの俗名があります。

この石の一番の特徴は、多色性の強さ。そもそもディクロアイトという名前が2色性に因むくらい、多色性を説明する時の代表的な石で、肉眼ではっきりと角度による色の違いが確認できます。*但し、アイオライトは斜方晶系である為、本当は3色性でこの名称は間違いだそう。2色性になるのは正方晶系・六方晶系・三方晶系の石。

単柱状結晶の石である為、その結晶の伸長方向に見ると青く、垂直方向からは無色に見えます。
わかりやすく言うと、正面が青い石(写真左)を、90度横にして見る(写真右)と、茶褐色か青灰色がかった透明に見える、というものです。これは光源によって色が変わる変色性とは厳密には違うもの。アイオライトは多色性が特に強く、また色の変化も極端な石のひとつです。

硬度が7で石英と同等、また劈開が一方向に完全な為、若干取り扱いに注意が必要です。…なのでこれ、リングに加工するのは怖いかなーなどと迷い中。ペンダントとかにしようかな…。


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