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★Peridot ペリドット★

斜方晶系 マグネシウム・鉄珪酸塩
モース硬度/6.5 8月の誕生石 複屈折強

こちらもペンダントトップ。これひとつ持っていればいいや、的に考えています(笑;)。>誕生石に愛着がない…;

ペリドットのイラストはコチラ。>>「ペリドット」

和名は橄欖石(かんらんせき)。オリーブグリーンの石なので、オリビン(Olivine)とも呼ばれます。
その中で「宝石に値する石」のみがペリドット(ペリドート)、と呼ばれています。別名はクリソライト(金の石、の意味のギリシャ語)。クリソライトの名称は本来ペリドットだけではなく、似通った明るい緑の石にも使われていたそうです。

緑の色は鉄に起因していて、特徴としては表面の輝きが宝石に多い硝子状光沢ではなく、油脂状〜脂肪状光沢であること。ようするに油がてらてら光るような感じですね。それと複屈折量が大きく、大きな石を正面から見ると、裏面のファセット(カット面)が二重になって見えます。

硬度が6.5と低く、空気中の塵に含まれる石英質でも傷がつく虞があります。また硫酸で浸食される性質です。圧力に弱いので、金属箔片で裏打ちすることもあるようです。

ペリドットは中世に十字軍の遠征によってヨーロッパにもたらされた石で、教会儀礼用などにも使われたようです。バロック時代に大変人気があった石だそうですが、硬度の低さと産出の多さによって、価値的には現在あまり高い石ではありません。どちらかというとメジャー宝石の中では評価は低い石のひとつです。

元々8月の誕生石はサードオニキス(赤縞瑪瑙)のみだったんですが、人気・価格面から言ってあんまりだろう、と人気が出やすい透明宝石を、と追加された新しい誕生石。…個人的には同じ経緯で追加された、3月のアクアマリンが羨ましくて仕方ないです(涙;)。
宝石店の方に「8月生まれです」と言うと、がっかりされることもあったりします(苦笑)。

★Aquamarine アクアマリン★

六方晶系 ベリリウム・アルミニウム珪酸塩
モース硬度/7.5 3月の誕生石 複屈折アリ

ペンダントのアップ。アクアマリンは好きだけどこれくらいしか持ってない…。ブルートパーズの方が多いです;

アクアマリンのイラストはコチラ。>>「アクアマリン」

和名は水色の石なのに、緑柱石。つまりベリルのことで、この和名はエメラルドからつけてしまったもの。宝石の和名は所属する鉱物の中で、最も有名で代表的な石の色から付けてしまったものがあり、同じ鉱物に所属する他の石にはおかしなことが時々あったりします。
*例えばオブシディアン=黒曜石(グレーがかった黄色や赤などもある)、トパーズ=黄玉など。
アクアマリンという名前はラテン語でそのまま、「海水」から来たものです。

そんなわけでアクアマリンはベリル(緑柱石)の中で、水色のもの。鉱物的にはエメラルドと一緒で、鉄分が含まれて水色になったものがアクアマリン、クロムとバナジウムによって緑色になっているものがエメラルドです。他、ベリルの中で別名称がついているのはへリオドール(イエロー・ベリル)、ゴッシェナイト(無色)、モルガナイト(ピンク〜紫)。稀少性が一番高いのはレッド・ベリル。
同じ鉱物ながら、エメラルドに比べるとアクアマリンは透明度が高く、無傷なものが大きく産出します。その為、比べると価格はかなり安いです。クラックやインクルージョンも少ないので、エメラルドほど脆くはないですが、それでもそれ程強い石ではないですね。圧迫にも弱いです。

因みに、普通一般市場で手に入るアクアマリンは、大抵がエンハンスメント済み。色が薄すぎたり、緑がかっていたりする石を、熱処理で綺麗な水色にしている状態です。エンハンスメントは退色したりしないので、価値的に問題はないんですが。

稀に六条スターや、キャッツアイ効果を持つ石もあります。
ブラジル産のマシシェ・アクアマリンと呼ばれる石は、自然光で退色するそうで、宝石としては使われなくなっているそうです。

★Sapphire サファイア★

三方晶系 酸化アルミニウム組織
モース硬度/9
9月の誕生石

愛用のリングふたつ。
仕事用に身につけているものです。

今更紹介するまでもないくらい、有名な9月の誕生石。コランダム属で、赤(ルビー)以外は全てサファイアです。

サファイアのイラストはコチラ。>>「サファイア」

私はルビーより、色のバリエーションが豊富なサファイアの方が好き。価値としてはルビーの方がかなり上なんですが、それと好みは別という感じで…。特に「青」という色を最愛とする者としては、やはりブルーサファイアの青は、何物にも代え難い美しさだと思います。

写真は私が愛用しているサファイアの指輪。青が左手中指、黄色は右手薬指用で、会社勤めの時は、ほぼ毎日身につけていたもの。どうしてもキーボード操作が多い生活だし、日常生活にはやっぱり硬度が高い石じゃないと怖かったので、普段使いはサファイアと決めていて。
最愛の石であるタンザナイトは、指輪もいくつか持ってるんだけど普段は怖くてつけられない; 何処か、純粋にお出かけにならつけるんだけど、日常生活はサファイアぐらいの硬度がないと…と。

ブルーの方は、とある宝石の展示会で惚れ込んで、自分の就職祝いとして買った物。仕事に打ち込まなきゃいけない状況だったので、自分を鼓舞するためにと購入。因みに私はここまで宝石が好きで拘りがあると、皆警戒して(爆)恋人も宝石を贈るのは避けるため、石もアクセサリーも殆ど大抵が自分買い。
イエローの方はこの展示会で買った時の店長に、この指輪に似合う、もう片方のリングを探して欲しい…と頼んだもの。ブルーのリングに似合うことを大前提に、「プラチナ台の、細見でシンプルなイエローかグリーンのサファイアリング。メレ(小さいダイヤ)は1つか2つまで」というかなり限定的条件を出して捜して貰って、購入したお気に入りのリングです。
私は指の形(関節が目立たなくて、やや細長い)や顔立ちもあって、太いボリュームのあるリングは苦手で。このくらいシンプルで細いものの方が好きなんですよね。もうちょっと太いリングは日常には使わないですし、お陰で比較的石に拘っても廉価で済むという。

「色」としては青の次は緑が好きなんですが、サファイアとしてはイエローの方が好きだし、服装とのバランスも考えてイエローで良かったな、と大満足。

ブルーサファイアはコランダムのうち、鉄とチタンに起因して青い色になっているもの。最高品質の色は「コーンフラワー(矢車草)ブルー」とされています。良質な石はインドやスリランカに多く、黒っぽい青はやや評価が低いです。
ルビーに比べると価値的には下がりますが、ピンクサファイアは色の分類的に境目が微妙。濃いめのピンクサファイアをルビーと呼ぶかサファイアと呼ぶか、でお店の善し悪しが測れると言えるかもしれないですね。また、パパラチャ・サファイア(蓮の花色)と呼ばれる、ピンクがかったオレンジ色の石は非常に高い評価をされています。

コランダムで赤のみをルビーと呼び、他に無色、緑、ピンク、イエローのサファイアが宝石として流通しています。グリーンサファイアは明るいエメラルドのような色ではなく、濃い緑色が殆ど。緑色に見える石ですが、実際には顕微鏡で識別出来る程度の、細かな青と黄色のサファイアが互層構造になって構成していることが多いそうです。


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